マンションを購入する際、見落としがちなのがマンションの管理費です。
集合住宅に住む場合は、購入代金や家賃に加えて月々に管理費や修繕積立金などがかかりますが、これを見落としてしまうと購入費用の返済計画に影響する可能性があり、最終的に後悔につながりかねません。
今回は、マンションの購入を検討されている方に向けて、修繕積立費などの管理費とその相場についてご紹介します。
マンション購入前に知っておくべき「管理費」とは?
管理費とは、マンションやアパートなどの集合住宅において、共有部分を管理、維持するための費用のことをいいます。
具体的には、マンションの定期的な清掃や設備点検にかかる人件費、電球などの消耗品費、給排水や電気・ガス設備などの修繕費、防犯カメラやAEDなどのレンタル費用などが挙げられます。
エレベーターや廊下、エントランスや非常階段、駐輪場、ゴミ置き場などの住民の共有部分を維持管理し、住民の住みやすさとマンションの資産価値を維持する目的で使われる費用です。
また、管理費と別に修繕積立金がかかる場合がほとんどですが、これは複数年に一度、耐震工事やリフォームといった大規模な修繕をおこなうための費用です。
戸建て住宅の場合、屋根や壁の修繕、塗り替えやその他不具合の修繕、改築、リノベーションなどに費用がかかりますが、マンションの場合はこの管理費・修繕積立金が同様の役割を果たしています。
マンション購入後にかかる管理費の相場はいくらぐらい?
国土交通省のおこなった「平成30年度マンション総合調査」によると、分譲マンションの管理費の全体の平均は217円/㎡という結果が出ています。
夫婦二人と子ども二人を想定した家族の一般的な分譲マンションの広さは70㎡前後といわれていますが、この数字から算出すると、管理費は月々約1万6千円です。
しかし、これはあくまで平均であり、実際はマンションごとに異なります。
一般的に大規模なマンションであれば管理費は安く、タワーマンションは管理費が高い傾向にあります。
管理費はマンションの居住者が全員で負担するため、大規模マンションの場合は総戸数が多く、設備が充実していても一世帯あたりにかかる管理費は低くなるケースが一般的です。
しかし、タワーマンションの場合はフィットネスジムやシアタールーム、スカイラウンジなどの豪華な設備や、常駐する警備員やコンシェルジュなど、サービスが充実している傾向にあります。
加えて立体駐車場や機械式の駐車場など、さまざまな設備があるため、その分管理費も高くなる傾向にあります。
まとめ
今回は、マンションの購入を検討されている方に向けて、修繕積立費などの管理費とその相場についてご紹介しました。
住まいの購入は家族にとって大きなイベントであり、事前にローンの返済や貯蓄など緻密なマネープランを立てることが多いでしょう。
そのため、購入後に後悔しないよう、管理費とマンションの設備の充実具合も含めてじっくり検討することをおすすめします。
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