全国に増えつづける空き家の増加が社会問題となっています。
そんな空き家を安く購入して、自分の思い通りにリフォーム・リノベーションして住みたいと考える人も多いでしょう。
そこで今回は、初めて空き家を購入する人に向けて、空き家購入のメリットや注意点・見るべきポイントをご紹介します。
空き家を購入する際の注意点~空き家を購入するメリットとは?
一戸建てを新たに建てるのではなく、あえて空き家を購入するメリットを挙げてみましょう。
<通常の中古物件より安く購入できる>
長く人が住むことなく放置されている空き家。
人が手入れしつつ住んでいる家と比べ、同じ中古物件でも、その価格にはかなりの差が出てきます。
予算に限りがある場合、空き家から探せば、より広い家を手に入れることが可能です。
<国や自治体から補助金がでることもある>
空き家を購入してリフォームやリノベーションをする場合、一定の要件を満たせば国や自治体から補助金をもらうことができます。
例えば、国からは住宅を長く使うための「長期優良住宅リフォーム」に対して補助金を支給してもらうことができます。
リフォームやリノベーションを考えているなら、空き家を選ぶ際にも、こうした補助金が利用できるかどうか、確認しておくのがポイントですね。
空き家を購入する際の注意点~見るべきポイントとは?
空き家を購入するために、いろいろな物件を見てまわることでしょう。
そのとき、どんなところを中心に見ておくべきか、そのポイントと注意点を見てみましょう。
<空き家になった理由を確認する>
不動産が空き家となる理由は、実家を相続してそのままにしていたり、転勤などで引っ越した後、放置したままになっていたりとさまざまです。
問題となるのは、過去に建物内で事件があったり、元の住人が近隣トラブルに悩まされていたりといった特殊なケース。
稀なケースと言えるかもしれませんが、築年数を経た空き家にはそれなりの歴史があるので注意点として覚えておくといいでしょう。
<リノベーション費用を把握する>
空き家をせっかく安く購入しても、「リフォーム・リノベーション費用がかさんで結局新築並の費用がかかった!」という失敗例も。
特に注意して見ておきたいものの一つに耐震性があります。
1981年6月以前に建てられた住宅は、現行の耐震基準を満たしていない場合があるため、安全に暮らしつづけるためには耐震補強工事が必要なケースも。
外観や室内のリフォーム・リノベーション以外にも、水まわりやシロアリ被害など、目に見えない老朽化で思いのほか費用がかかることもあるので注意しましょう。
まとめ
空き家購入にはチェックするべき注意点が多い一方で、価格が安く抑えられるメリットもあります。
見るべきポイントをしっかりチェックし、自分なりの優先項目を明確にしてから空き家探しをはじめると良いかもしれませんね。
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不動産購入でわからない事などがありましたら、お気軽にご相談ください。