カーポート設置で固定資産税は上がる?ガレージとの違いや注意点を不動産会社が解説
「カーポートを設置すると固定資産税が上がるのでは?」
新築戸建や中古戸建を購入されたお客様から、非常によくいただくご相談の一つです。
特に堺市では、車を所有されているご家庭も多く、 住宅購入後にカーポート設置や外構リフォームを検討される方が増えています。
- ・雨の日でも濡れずに車へ乗り降りしたい
- ・愛車を紫外線や雨から守りたい
- ・外観をおしゃれにしたい
- ・駐車場スペースを有効活用したい
- ・中古戸建購入後に外構を整えたい
こうした理由から、カーポートは非常に人気の高い設備となっています。
しかしその一方で、
- ・固定資産税が上がるのでは?
- ・ガレージとの違いは?
- ・確認申請は必要?
- ・建ぺい率に影響する?
- ・売却時にプラスになる?
など、不安を感じられる方も少なくありません。
今回は、堺市で不動産売買・相続相談・住み替え相談を行っている LIXIL不動産ショップ友進ライフパートナーが、 カーポートと固定資産税の関係について、 分かりやすく詳しく解説いたします。
そもそもカーポートとは?
カーポートとは、柱と屋根で構成された簡易的な駐車スペースのことをいいます。
一般的にはアルミ製の商品が多く、 屋根部分にはポリカーボネート素材が使用されるケースが多くあります。
最近ではデザイン性の高い商品も増えており、 住宅デザインに合わせてスタイリッシュなカーポートを設置される方も増えています。
また、カーポートには様々な種類があります。
- ・1台用タイプ
- ・2台用ワイドタイプ
- ・3台用大型タイプ
- ・片流れタイプ
- ・フラット屋根タイプ
- ・アーチ型屋根タイプ
- ・後方支持タイプ
敷地条件や駐車台数によって選ばれる商品が異なります。
ガレージとの違いとは?
カーポートと似た設備として「ガレージ」があります。
しかし、固定資産税や建築基準法上では大きな違いがあります。
カーポート
- ・柱と屋根が中心
- ・開放性が高い
- ・壁がないケースが多い
- ・比較的簡易な構造
ガレージ・車庫
- ・壁がある
- ・シャッター付き
- ・建物に近い構造
- ・倉庫利用も可能
この違いが、固定資産税の判断にも大きく関係してきます。
カーポートを設置すると固定資産税は上がる?
結論からいうと、 一般的なカーポートであれば固定資産税が上がらないケースが多いです。
固定資産税の対象となる建物には、 一定の判断基準があります。
- ・土地に定着していること
- ・屋根や壁があること
- ・用途性があること
などが代表的な条件です。
一般的なカーポートは、 三方向以上が開放されているケースが多く、 建物として認定されにくい傾向があります。
そのため、多くの場合では固定資産税が上がらないケースが一般的です。
固定資産税が上がる可能性があるケース
ただし、すべてのケースで非課税になるわけではありません。
以下のような場合には、 建物として判断される可能性があります。
- ・三方向以上を壁で囲っている
- ・シャッター付き車庫になっている
- ・建物と一体化している
- ・倉庫利用できる構造になっている
- ・ビルトインガレージになっている
特にビルトインガレージは、 住宅の一部として扱われるケースが多く、 固定資産税評価へ影響する可能性があります。
カーポート設置のメリット
雨の日でも便利
カーポートがあることで、 雨の日でも濡れにくくなります。
お子様の送迎や買い物帰りなどでは、 利便性を実感される方が多くいらっしゃいます。
車を紫外線や雨から守れる
紫外線や雨風によるダメージを軽減できるため、 車の塗装や内装劣化対策としても人気があります。
住宅外観がおしゃれになる
最近では、ブラックフレームやフラットデザインなど、 スタイリッシュな商品も増えています。
住宅デザインと統一感を出しやすく、 外観の印象向上にもつながります。
夏場の車内温度対策
直射日光を軽減できるため、 真夏の車内温度上昇対策にも役立ちます。
霜・雪対策
冬場のフロントガラス凍結や霜対策としても効果があります。
堺市で人気のカーポートタイプ
1台用片流れタイプ
比較的価格を抑えやすく、 狭小地にも対応しやすい人気タイプです。
2台用ワイドタイプ
ファミリー世帯に人気があります。
来客時にも利用しやすく、 新築戸建でも採用されるケースが増えています。
後方支持タイプ
柱が邪魔になりにくく、 駐車しやすい点が特徴です。
ブラックフレームタイプ
近年はブラック系住宅も人気が高く、 黒色フレームのカーポートも増えています。
カーポート設置時の注意点
建ぺい率に注意
カーポートの条件によっては、 建築面積へ算入されるケースがあります。
敷地条件によっては、 建ぺい率オーバーになる可能性もあるため注意が必要です。
隣地との距離確認
屋根形状や排水方向によっては、 隣地トラブルにつながるケースがあります。
高さ制限
ハイルーフ車や大型車の場合、 通常サイズでは高さ不足になるケースがあります。
台風・強風対策
大阪でも台風被害は少なくありません。
設置地域に適した耐風性能の商品選びが重要です。
カーポート設置費用の相場
カーポート設置費用は、 サイズや商品グレードによって異なります。
- ・1台用:約20万円〜50万円前後
- ・2台用:約40万円〜80万円前後
- ・高級タイプ:約100万円以上
また、以下の費用が追加になる場合があります。
- ・土間コンクリート工事
- ・電気工事
- ・排水工事
- ・既存撤去工事
- ・ブロック補修工事
敷地条件によって工事費用が変わるケースもあります。
中古戸建購入後に人気の外構リフォーム
中古戸建購入後に、 カーポートと合わせて外構リフォームをされる方も増えています。
- ・駐車場拡張
- ・門柱交換
- ・フェンス設置
- ・宅配ボックス設置
- ・アプローチ工事
- ・人工芝施工
外構を整えることで、 住宅全体の印象が大きく変わるケースもあります。
カーポートの寿命は?
一般的なアルミ製カーポートの寿命は、 約15年〜25年前後といわれています。
ただし、
- ・台風
- ・紫外線
- ・塩害
- ・積雪
などによって劣化スピードは変わります。
定期的なメンテナンスを行うことで、 長持ちしやすくなります。
カーポートのメンテナンスについて
カーポートは比較的メンテナンス負担が少ない設備ですが、 定期的な点検は重要です。
- ・屋根清掃
- ・排水確認
- ・ネジ緩み確認
- ・柱の腐食確認
特に台風後は、 破損や緩み確認をおすすめします。
火災保険は適用される?
台風や強風によるカーポート破損について、 火災保険が適用されるケースがあります。
ただし、 契約内容によって異なるため、 加入中の火災保険内容確認が重要です。
カーポートと不動産売却の関係
カーポート自体が直接大きく査定価格を上げるとは限りません。
しかし、
- ・駐車しやすい
- ・雨に濡れにくい
- ・外観が綺麗
- ・設備が整っている
など、 住宅印象向上につながるケースがあります。
特に堺市では、 車所有率も高いため、 駐車場環境を重視される方も多くいらっしゃいます。
後悔しやすい失敗例
高さ不足
車買い替え後に高さ不足となるケースがあります。
柱位置が邪魔
駐車しにくくなるケースがあります。
排水トラブル
雨水が隣地へ流れてしまうケースがあります。
安価商品で耐久不足
強風で破損するケースもあります。
新築時に設置するべき?後付けでもいい?
新築時に同時施工するメリットとして、
- ・住宅デザイン統一
- ・工事効率向上
- ・ローンへ組み込みやすい
などがあります。
一方、 後付けでも設置は可能ですが、 敷地条件確認が重要になります。
堺市でカーポートを検討する方へ
堺市では、 新築戸建・中古戸建ともに、 駐車スペースを重視される方が多くいらっしゃいます。
特に、
- ・車2台駐車
- ・ハイルーフ車対応
- ・電動自転車スペース
- ・雨対策
などを重視されるケースが増えています。
よくある質問
Q. カーポートを付けると絶対に固定資産税は上がりませんか?
一般的な開放型カーポートでは上がらないケースが多いですが、 構造によっては課税対象になる場合があります。
Q. シャッター付き車庫はどうですか?
建物として判断される可能性が高く、 固定資産税対象となるケースがあります。
Q. 確認申請は必要ですか?
規模や地域条件によって必要になる場合があります。
Q. カーポートは住宅ローンへ組み込めますか?
新築時など条件によっては、 住宅ローンへ含められるケースがあります。
Q. 台風で壊れた場合はどうなりますか?
火災保険適用となるケースがあります。 契約内容確認をおすすめします。
まとめ
カーポートは、 日々の生活を便利にしてくれる人気の外構設備です。
一般的なカーポートであれば、 固定資産税が上がらないケースが多い一方、 構造によっては課税対象となる可能性もあります。
また、
- ・建ぺい率
- ・排水
- ・高さ
- ・隣地距離
- ・耐風性能
など、 設置前に確認しておきたいポイントもあります。
堺市で新築戸建・中古戸建購入、 外構リフォーム、 カーポート設置、 不動産売却をご検討中の方は、 お気軽にご相談ください。
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