突然ですが皆さんは物件探しをする際にどのように情報を探されるでしょうか。多くの方がスマートフォンでポータルサイトの広告情報を閲覧して、物件探しをされているのではないかと思います。
スマートフォンの利点は思いついた時にサッと調べられる点です。しかしスマートフォンが万能という訳ではなく、もちろん欠点もございます。
今回は物件探しの際にパソコンを利用するメリットについてご説明いたします。
■多くの情報に触れる時はスマートフォンは不利?
スマートフォンの欠点は画面の大きさです。携帯型の端末なので、表示領域が限られてしまいます。
特にデータを表で閲覧しようと思うと、パソコンだと1画面でパッと表示できるのですが、スマートフォンではそうはいきません。
実際に見てみるのが早いと思いますので、下記のURLにアクセスしてみてください。
https://db.self-in.com/mansion/23498.html#anchor_hanbai_rireki_1
とあるマンションの過去の販売履歴情報になります。
当社が提供している全国マンションデータベースというサービスのものなのですが、不動産購入を検討する際に、どうしてもこういったデータを一覧で確認する場面が出てきます。
サイトがスマートフォンに最適化されていないと指摘されればそれまでなのですが、現在のところこういったデータをスマートフォン向けに最適な表示をする技術やデザインが確立されていないので、表レイアウトの比較検討などはパソコンの方が便利です。
また、こちらも画面の大きさの問題なのですが、複数のアプリケーションで行ったり来たりするのもスマートフォンはまだまだ改善の余地があるように思えます。
実際にお試しいただけるとおわかりいただけると思いますが、気に入った物件のURLをコピーして、気に入った点なども含めてメモを残す、といった使い方を想定すると、スマートフォンでできなくはないのですが、パソコンの方がスムーズに操作を行えると思います。
そもそもポータルサイトの物件情報にしても、数件見る程度であればそれほど気にならないかもしれませんが、1画面に表示できる情報量に違いがあるので、数十件とか数が多くなるとパソコンを使った方が早いです。
このようにスマートフォンは万能ではないので、じっくり腰を落ち着けて検討できる時はパソコンを利用した方がスムーズに物件探しを進めることができると思います。
■パソコンを利用する際にお勧めなChrome拡張機能
当社が提供しているSelFinというWEBツールがあります。
ポータルサイトの広告情報から物件の善し悪しを自動で判定するツールなのですが、パソコンのchromeブラウザを利用している場合は、Chrome拡張機能という便利な機能が利用できます。
下記のURLでChrome拡張機能を説明した動画を閲覧できますので、まずはこちらをご覧ください。
https://youtu.be/1oyOhfllsRU
ポータルサイトの物件広告情報を開いただけで自動的にSelFinが起動し、判定が表示されます。
ポータルサイトによっては、耐震性を判別する情報がページの下の方に配置されていることもあるため、このSelFinのChrome拡張機能を使うと、検討に値しない物件を素早く仕分けることができ、効率よく物件探しを行えるようになります。
■マンションを検討される場合は全国マンションデータベースをご活用ください
マンションを検討する際は、ポータルサイトの物件広告の住戸だけでなく、マンション全体も検討する必要があります。
全国マンションデータベースには過去の売り出し情報履歴や周辺相場、賃料履歴、クチコミなどマンション全体の資産価値を判断する情報が満載です。
特におすすめなのが全国マンションデータベースの独自指標であるマンション偏差値です。検討しているマンションがそのエリアでどれくらいの評価であるかを簡単に確認できます。
ポータルサイトで気になるマンション情報を見つけたら、広告ページのURLをメモとして残しつつ、全国マンションデータベースにアクセスして、マンション偏差値を確認して、メモに残す、こういう流れで情報を蓄積すれば、複数のマンション情報を並べて比較検討することができるようになります。
最も実際の検討においては偏差値だけでなく平米単価や直近の売り出し情報件数などの情報もあわせてメモしておくことをお勧めします。
また、先ほどご紹介したSelFinを利用すると、マンション検討時に気になる管理費・修繕積立金が国の指標と比較して高いのか低いのかも簡単にチェックできます。
このようにSelFin・全国マンションデータベースを利用することで、不動産会社に頼らなくても一定レベルの検討は可能となります。
もちろん気になる物件が見つかった段階でお声がけいただければ必要な情報をお調べしてお届けいたしますが、ポータルサイトでパッと見つけただけの段階では、そこまで手間をかけるのは申し訳ない、と遠慮される方も多いので、特に物件探しの初期段階は今回ご紹介したような方法でご自身で物件情報の仕分けを行ってみるのもお勧めいたします。
そして今回の記事の主題ですが、検討作業においてはパソコンを利用した方が効率が良いので、隙間時間での物件探しはスマートフォンで行い、気になる物件はURLを保存しておいて、落ち着いて検討できる状況になったら、パソコンで詳しく情報を調べる、といったように、スマートフォンだけ、パソコンだけ、ではなく、両者良いとこ取りの活用をお勧めいたします。
最後に物件探しにあたって購入の条件を設定されると思いますが、特に物件探しの初期段階では、適切に条件を定めるだけの十分な情報が揃っていない場合が多いので、考えている条件よりも広い視点(例えば〇〇駅アクセスが良いとお考えの場合は前後5駅くらいも合わせて検討するなど)で、まずは多くの物件情報に触れて、エリアの相場観を掴むことをお勧めいたします。
物件探しの条件設定は、失敗しない住宅購入の肝とも言える大切な要素です。いつでもご相談に乗ることができますので、お気軽にお声がけください。
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