新型コロナウイルス感染症による影響を緩和しようと、不動産の購入においても新たな制度が誕生しました。
今注目の、国土交通省のグリーン住宅ポイントの制度概要や対象要件についてご紹介していきます。
不動産の購入予定者も注目のグリーン住宅ポイントの制度概要とは?
国土交通省がスタートした通称「グリーン住宅ポイント」は、正式名称を「グリーン住宅ポイントによる環境対応等住宅需要喚起対策事業」という新しい取り組み。
新型コロナウイルス感染症に関連して登場した、期間限定の新制度です。
2021年10月31日までの期間で、住宅の購入やリフォームを視野に入れている方からの注目度が高まっています。
対象要件を満たす住宅の購入やリフォームなどを通して獲得したグリーン住宅ポイントは、新たな生活様式や防災への対策としておこなわれる追加工事、省エネや環境への配慮のための商品、子育てに関連する商品などに利用することができます。
現在のところ、申請開始とされているのは、2021年4月初旬。
住宅の購入やリフォームなどを検討中の方は、今のうちにグリーン住宅ポイントの制度概要や申請方法を把握して、準備をしておきましょう。
不動産購入におけるグリーン住宅ポイントの対象要件や申請方法とは?
グリーン住宅ポイント制度の対象となっているのは、新築住宅や既存住宅の購入、リフォーム工事、賃貸住宅の建築の4つの種類で、種類ごとに対象要件は異なります。
たとえば、注文住宅と分譲住宅のどちらにおいても、新築住宅の場合では下記のようになっています。
●一定の省エネ性能を満たす住宅
●購入者が居住する住宅
●宅地建物取引業許可を所有する売主から購入する住宅
そして、グリーン住宅ポイントの申請期限は、2021年10月31日まで。
新築住宅を購入する場合の発行ポイント数は、認定長期優良住宅やZEHとしての性能を持つ高い省エネ性能を有する住宅、一定の省エネ性能を有する住宅などの要件や特例に該当する場合などでも若干異なり、30万ポイント~100万ポイントが発行される予定になっています。
申請のタイミングは、申請タイプによっても異なりますので注意しましょう。
申請ができるのは、住宅の建築工事の発注者・住宅の購入者・リフォーム工事の発注者。
申請には、工事請負契約または売買契約のほか、住宅証明書などの要件にあった書類が必要になります。
まとめ
グリーン住宅ポイントの制度概要や対象要件についてご紹介しました。
グリーン住宅ポイントは、今だけの大変お得な制度。
マイホームの購入やリフォームなどを計画している方は、ぜひ、国土交通省の公式ホームページで詳細を確認するとともに、購入や施工を検討している不動産会社や工務店などに相談してみてはいかがでしょうか?
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