住む予定はないけれど、売るのも手間だし、維持費もそうかからないだろうし、持っていればいつか何かの役に立つのでは。
そう思って空き家を維持していらっしゃる方、今後相続の予定がある方は、いらっしゃいませんか。
本当に、持ち続けるメリットは大きいのでしょうか。
空き家の維持
人の出入りがない建物は、荒れていくのも早いもの。
古い家屋だと、屋根や壁の崩落、塀の崩れなどの安全面や、空き家であることで盗難や火事など、治安面での問題もあります。
草木が生い茂り、前の道路や隣家まで広がっていき、迷惑をかけることもあります。
近所に住んでいれば、まだよいとしても、遠く離れた地元などにある場合は様子を見に行くのだけでも一苦労。
管理を人に任せるかどうかなど、悩みの種も多いものです。
加えて、維持費として毎年かかってくるのが、固定資産税です。
固定資産税について
固定資産税は不動産を所有しているという事実にかかる税金です。
毎年、1月1日の所有者に対して、自治体が土地と家屋、それぞれに固定資産税を計算し、春ごろ納税通知書が送られてきます。
金額は、その土地や家屋の固定資産税評価額に対してかかるため、納税額は不動産によって異なります。
この固定資産税、日本の一般的な戸建てを所有していると、10万円前後と言われています。
ただ所有している、というだけで、毎年10万円、10年で100万円がなくなる、というのも、残念な話ですね。
空き家を引き継ぐ場合の税金
そもそも、たとえ住む予定のない家であっても、相続するなどで不動産を手に入れた際には、税金がかかります。
元の持ち主が生きている際に譲られる場合は贈与税、亡くなった場合は相続税を払うことになります。
贈与税は、他の贈与されるものも含めて110万円以下であれば、税金はかかりません。
110万円を超えた分の金額に応じて税率が決まっており、払うことになります。
実家を相続するなどした場合、相続税がかかります。
空き家売却の利点
マンションや一軒家に限らず、不動産を所有するというだけでかかる税金。
管理を人に任せれば管理費も必要ですし、自分で行うにしても、掃除をする際の電気や水道など、通しておく場合は基本料金だけで年数万円かかります。
植栽の伐採等、維持費だけでなく、時間もかかってしまいますね。
ですからもし、戻る可能性が少ないのであれば、売却を検討に入れるのもおすすめです。
売却にあたる手間も面倒、と思われるかもしれませんが、昨今の不動産会社は売主の手間をなるべく少なくするよう、さまざまなサポートを設けているところもあります。
さらに、空き家を減らしたり、活用できたりするよう、国がさまざまな施策を打ち出していることをご存知でしょうか。
たとえば、相続した家屋が空き家で、それが親などから相続した昭和56年5月31日以前に建築された家屋であれば、2019年12月31日までの譲渡の場合、3,000万円の譲渡所得控除があります。
対象に入っている場合は、ぜひ検討してみましょう。
まとめ
所有しているだけで、税金や管理費など維持費がかかる、空き家の維持。
今後の維持費を払い続ける必要がなくなるだけでなく、一括である程度のお金が手元に入るのも売却の利点です。
売却も視野に入れて、今後の活用を検討してみてはいかがでしょうか。
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